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<アフターレポート>
2024年度版!今更聞けない「EAIツール基本のキ」

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2024年7月18日(木)2024年度版!今更聞けない「EAIツール基本のキ」がオンラインにて開催されました。本セミナーでは、EAI(エンタープライズ・アプリケーション・インテグレーション)の基礎からSCSKでデータ連携を専門にしている現役の技術者による実際の開発プロセスのデモンストレーションまで紹介されました。

開催概要

主催:SCSK株式会社
開催日:2024年7月18日(木)
時間:14:00~14:45 ※13:50開場

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多種多様なデータ連携を実現するEAI、その全貌を解き明かす

EAIとは?なぜ必要なのか

EAIは、エンタープライズ・アプリケーション・インテグレーションの略で、企業内で使用される

複数のアプリケーションやデータを連携・統合するためのソフトウェアソリューションです。​

昨今の企業では多種多様なシステムやサービスを導入しており、それぞれが異なるメーカーや

データ形式を使用しているため、企業内のマスタデータや受注情報など、異なるシステム間での

データ連携が必要になることが多く、そのため以下の課題が発生してしまいます。

1.システムごとのデータ管理で整合性が取れない

2.手動で複数システムにデータを入力するため、手間やミスが増える

3.複雑なデータ連携で開発効率が下がり、エラーのデバッグが困難

 

またデータ活用の観点で言えば複雑にシステムやDBが接続されているため、シームレスなデータ連携、リアルタイムなデータ活用ができないといった課題も追加されます。

EAIツール導入のメリット

この課題解決のために誕生したEAIツールの導入により、

以下のようなメリットが得られます。

1.データの流れを一元管理
EAIを使うことで、システム全体のデータの流れを把握しやすくなります。

2.システム変更時の影響を最小化
特定のシステムに変更があっても、その変更はEAI部分のみで済むため、

影響を最小限に抑えられます。

3.データ連携の自動化
異なるシステム間でのデータ連携を自動化することで、手動入力の手間やミスを減らし、業務効率を向上させます。

4.業務精度の向上
ヒューマンエラーを減らし、データの整合性を保ちながら迅速で効率的な業務遂行が可能になります。

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ITインフラ・ソフトウェア事業本部

データ・ミドルウェア部 冨田 萌

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EAIのよくある利用シーン3選

①社内システム間におけるデータ連携HUB


企業内の各種システム間でデータをスムーズにやり取りするためのハブとして

活用されているのがデータ連携HUBです。このシステムを用いることで、

本来必要だった個別のインターフェース開発が不要となり、開発工数を半分以上削減できます。

これにより、効率的かつ迅速にデータを処理し、システム全体のコストパフォーマンスが向上します。

ITインフラ・ソフトウェア事業本部

データ・ミドルウェア部 髙木 幹也

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②Excelとメールを活用した販売管理連携例

Excelとメールを利用した販売管理の連携例は、定型業務の自動化を実現する一つの方法です。具体的には、Excelやメールを連携先として使用し、そこからEAIを用いてデータを自動的にデータベースへ送信する仕組みを構築します。このアプローチにより、開発期間を大幅に短縮でき、わずかな操作でデータの取り込みと処理を行うことが可能です。すなわち、RPAのような利用で、日常的な業務の自動化を効果的に進めることができます。

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③BIツール連携のためのデータ収集自動化例

複数のデータベースから自動でデータを収集し、BIツールに連携するシナリオです。このシステムを活用することで、正確なデータを自動でBIツールに取り込むことができます。すなわち、ETLとしての利用ができて、且つデータクレンジングも可能なため、データの品質を向上に繋がります。これにより、分析にかかる時間を削減し、迅速にビジネス課題を把握することが可能となります。結果として、意思決定の迅速化を支援し、ビジネスの競争力を高めることができます。

企業が利用するシステム数が増えている今、それらの連携は必要不可欠です。EAIは企業価値を高める手段として非常に有用であり、各現場での課題解決につながります。

情報システム部門
・システム連携の一元管理を実現
・開発生産性とメンテナンス性の向上を実現

業務部門
・自動化による業務の省力化・コスト削減
・データの正確性の担保

経営層
・経営判断に追随するシステム連携基盤の実現
・シームレスなシステム連携によるリードタイムの短縮

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【百聞は一見に如かず】
ノーコードの開発プロセスを体感せよ

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EAIやデータ活用の重要性を再確認したところで、何から始めていいかわからない、どのようなツールがよいのか分からないといった問題を解決すべく、EAIツール、ASTERIA WarpとDataSpider Servistaの実際のデモとそれぞれのおすすめポイントをご紹介します。

ITインフラ・ソフトウェア事業本部

データ・ミドルウェア部 上西 雄大

ASTERIA のここがおすすめ!

◆便利機能「マッパーシミュレーター」

ASTERIAには、開発したフローの動作を事前にシミュレーションできる「マッパーシミュレーター」という機能があります。これにより、入力に応じた出力が想定通りかどうかを確認できます。

例えば、特定の入力値に応じて出力を変えるロジックの正確性をシミュレーター上で簡単に検証することができます。

◆直感的な操作性
ASTERIAはGUIを活かし、視覚的にフローを設計・確認できるため、直感的な操作が可能です。複雑なフローでも簡単にデザインできる点が特徴です。

 

◆無料評価版の提供
実際にASTERIAの使いやすさを体験できる無料評価版が提供されています。実際に操作して、その利便性を確認することができます。


◆充実したトレーニングサポート
SCSKではASTERIAに関するトレーニングプログラムを提供しています。詳細なサポートが受けられるため、操作に不安がある方でも安心して利用を開始できます。

ASTERIA デモンストレーション

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■ 特定のフォルダからファイルを取得し、データ変換したファイルをメールに添付して送信する。

① 参照フォルダにファイルが存在するか確認
② ファイルを取得し、データ変換
③ ②で編集したデータをファイルへ出力
④ ③のファイルをメールに添付し宛先へ送信

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DataSpider のここがおすすめ!

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ITインフラ・ソフトウェア事業本部

データ・ミドルウェア部 片岡 隆一朗

◆逆引きリファレンス

開発者がよく直面する課題として、ロジックやアイコンの仕様はわかるが、実装方法がわからないということがあります。そんなときに役立つのが逆引きリファレンスです。DataSpiderには、排他制御や例外処理などの汎用的なサンプルスクリプトが100以上用意されており、コピー&ペーストで簡単に利用できます。これにより、開発者は独自の処理に専念することができます。この機能は開発者目線で設計されており、特に内製化には最適なツールです。

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◆設計書の自動生成
プログラム開発の際、運用担当者と開発担当者が別の場合や既存プログラムの改修時などに、設計書の作成が求められます。DataSpiderでは、「スクリプト仕様書の生成」をワンクリックで実行でき、詳細な設計書を自動生成します。

この設計書にはフローの流れや各アイコンの中身、データの加工内容などが含まれており、設計書作成の工数を大幅に削減できます。

これにより、多くの課題が解決され、業務効率が向上します。

◆ハンズオントレーニング&無償トライアルライセンス

SCSKではDataSpiderのプロとして、隔週でハンズオンを実施しています。また、無償のトライアルライセンスも発行しております。

DataSpider デモンストレーション

■ DBへの編集を検知し、DBからのデータを加工してCSVファイルに書き込む
①DB編集
②編集を検知し、DBトリガーでプログラムを実行
③DBから抽出したデータを加工し、CSVファイルにデータ格納 (ここでの加工は西暦から和暦に変換とする)

※DBトリガー:DBへの特定の操作(レコードの挿入や編集)をきっかけにスクリプトを実行する機能

DataSpider_demo.png

SCSKでかなうトータルサポート

お客様のぶんだけ接続先や変換の要件があり、それに答えてきたナレッジも多くあります。

EAIツールの導入から運用保守まで、トータルでサポートし、企業のニーズに応じた最適な解決策を提供します。

豊富な経験と実績

2002年からのEAIツール販売の実績、多様な業種での導入経験
個々の顧客の接続先や変換要件に対する多くのナレッジの蓄積

高い技術力

独自のアダプター開発能力があり、SAPなど特定アプリケーションとの連携が可能
EAIの内部仕様に精通し、技術的な課題に対しても対応可能

 

充実の保守サービス

独自の保守サポートWebシステムをライセンス保守費に追加料金なしで利用可能

※問い合わせ状況の把握や、過去の履歴、ナレッジの参照が容易で、スレッド形式でのやり取りやメール通知機能も完備

効率的で長期的なサポート

効率的で効果的な開発により、学習や試行錯誤にかかるコストや時間を大幅に削減
開発後のサポートや、ビジネスの変化に応じたカスタマイズで長期運用も安心

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まとめ

私たちはデータ活用の課題について最適な解決策を見出し、
「業務効率の向上」「データ連携の自動化」「データの流れを一元管理」「コスト削減」を価値として提供いたします。
これにより、お客様のさらなるビジネス競争力の向上に寄与します。

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講演資料のダウンロードはこちらから⇒
EAIの役割や導入メリット、利用シーンが把握できる資料です。

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